コメダ珈琲店、台湾でFC出店加速 5年で40店舗目指す

【経済】 2019/09/04 11:24 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
客美多好食の呉孟宗総経理

客美多好食の呉孟宗総経理

(台北 4日 中央社)コーヒーチェーン「コメダ珈琲店」を展開するコメダホールディングス(名古屋市)は、台湾でのフランチャイズ(FC)展開を今年から開始し、出店を加速させている。同チェーンを運営する子会社のコメダと台湾企業が設立した合弁会社、客美多好食(台北市)の呉孟宗総経理(社長)は、今後5年で台湾全土に40店舗以上を展開する方針を明らかにした。

コメダ珈琲店は昨年2月に台湾に進出し、台北市内に直営店を相次いで3店舗出店。今年8月には台湾FC1号店が正式オープンした。

台湾での店舗拡大を担う客美多好食は、コメダが51%、台湾の外食企業、好食国際文化が49%を出資し、昨年11月に設立された。

同社の呉総経理によれば、台湾での展開はFCを主体とし、当面は台北市と新北市を重点地域として出店を進めていく。第1段階としてまずは20店舗の足場を固める。日本の親会社は、将来的には100店舗展開を目指しているという。

効率向上のため、台北郊外の汐止にコーヒー生産部門を設置し、早ければ年末までに生産を開始する予定。セントラルキッチンの設置も計画しているという。

呉総経理は、台湾のFC店は日本より早い約3年で投資を回収できると予測する。台湾1号店の南京建国店は、1年で利益が出たという。台湾の店舗の業績は予想を上回っており、1店舗当たりの月次売上高は推算で300万台湾元(約1000万円)近くに達すると紹介した。

(江明晏/編集:名切千絵)