台湾の新しい気象衛星、打ち上げ成功 蔡総統「宇宙開発の一里塚」

【経済】 2019/06/25 19:52 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新竹の国家宇宙センターで衛星の打ち上げを見守る蔡総統ら

新竹の国家宇宙センターで衛星の打ち上げを見守る蔡総統ら

(台北 25日 中央社)台米共同プロジェクトの気象衛星「福衛7号」(フォルモサット7号)が台湾時間25日午後2時30分、米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられた。蔡英文総統は、台湾の宇宙開発の一里塚だと喜ぶとともに、将来的には毎年新しい衛星を1基ずつ打ち上げる意向を明かした。

福衛7号は2006年に打ち上げられた福衛3号の後継機。イオン速度計や全地球測位システム(GPS)受信機を搭載し、4000カ所以上の地点から気象データを収集する予定。特に中・低緯度地域での観測成果は、台風や梅雨、異常気象などを予測する際の正確性向上につながり、防災にも役立つことが期待される。

北部・新竹市の国家宇宙センター(国家太空中心、NSPO)でモニターを通して打ち上げの様子を見守った蔡総統。福衛7号は地形や天候の影響を受けることなく最大限に機能を発揮でき、台湾が同機を通じ、防災や持続可能な発展などの分野で国際社会に貢献できると述べた。

(劉麗栄/編集:塚越西穂)