LINE、台湾への投資を1億ドル追加 新規サービス開発や人材確保に意欲

【経済】 2019/05/09 11:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
LINEの慎ジュンホ代表取締役

LINEの慎ジュンホ代表取締役

(台北 9日 中央社)無料通信アプリ「LINE(ライン)」を展開するLINE(東京都)の慎(シン)ジュンホ代表取締役CWO(最高WOW責任者)が8日、台北市内で海外初となる記者会見を行い、台湾への投資額を1億米ドル(約110億円)追加すると発表した。人工知能(AI)や金融テクノロジーなど将来性が見込めるパートナーへの投資のほか、電子商取引やデジタルコンテンツなどの新規サービス開発、人材確保に充てられる見通し。

慎氏は、同社の勢力はすでに29カ国・地域に及び、7000人余りの社員を抱えていると紹介。同社は2019年以降を「第2創業期」と位置付けるとし、小回りの利く新たな企業文化と制度の確立を目標に掲げた。

また、利用者が多い台湾とインドネシア、タイ、日本、韓国の5市場のうち、地理的に中間に位置する台湾のユーザーがサービスについて最もよく理解していると言及。モバイル決済サービスの「LINE Pay」が台湾で成功した例などを挙げ、台湾で新たなサービスを他国に先駆けて導入し、軌道に乗ってから世界に広めていく方針を明らかにした。

(呉家豪/編集:塚越西穂)