台米合作の気象衛星「福衛7号」、米国へ 6月にも打ち上げ/台湾

【経済】 2019/04/14 17:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台米合作の気象衛星「福衛7号」=国家太空中心提供

台米合作の気象衛星「福衛7号」=国家太空中心提供

(台北 14日 中央社)台湾が自主開発したオペレーションシステムが初めて使われた気象衛星「福衛7号」(フォルモサット7号)が6月にも米フロリダ州のケネディ宇宙センターから打ち上げられる。15日に米国に運ばれる予定になっており、北部・新竹市の国家宇宙センター(国家太空中心、NSPO)では14日、小型衛星6基を米国に送り出すセレモニーが行われた。あいさつに臨んだ蔡英文総統は、台風の経路や梅雨、豪雨の予測がより正確になると述べ、台湾の安全に役立つことに期待を示した。

福衛7号は2006年に打ち上げられた「福衛3号」の後継機。台湾と米国の共同プロジェクトで、本体はNSPOが設計し、英国で製造。米国が最先端の測量機器を提供した。イオン速度計や全地球測位システム(GPS)受信機を搭載し、データ量は福衛3号の3~4倍に達する。天気予報の正確性が約10%向上するほか、防災にも役立つことが期待される。

衛星を搭載するのは、米スペースXのロケット「ファルコンヘビー」。本来昨年末までに打ち上げる予定だったが、ロケットの製造が間に合わず延期されていた。

(劉麗栄/編集:塚越西穂)