半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は3日、機器がウイルスに感染し、一部工場で生産が一時停止した。TSMCは6日、台湾証券取引所(台北市)で記者会見を開き、同日午後に復旧作業が全て完了したと説明。第3四半期(7~9月)の営業収益への影響については2%以下になるとの見通しを示した。TSMCは当初、同期の営業収益を84億5000万~85億5000万米ドル(約9400億~9500億円)と見込んでおり、試算すると最大で約1億7000万ドル(約190億円)押し下げられることになる。
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