北朝鮮の旅行会社、台湾で観光PRイベント初開催 窓口を設置

【経済】 2018/07/20 17:23 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
北朝鮮の観光スポットなどを紹介する朝鮮民族遺産国際旅行社の幹部職員

北朝鮮の観光スポットなどを紹介する朝鮮民族遺産国際旅行社の幹部職員

(台北 20日 中央社)北朝鮮唯一のインバウンド対応旅行会社、朝鮮民族遺産国際旅行社が19日、台北市内で観光PRイベントを初開催した。同社は台湾の創新旅行社(台北市)と代理販売センターの看板授与式も行った。北朝鮮の旅行窓口が台湾に正式に設置されたことになる。

朝鮮民族遺産国際旅行社は、北朝鮮の文化省遺産局と中国江陰市の華西国際旅行社が共同出資で設立。今回のイベントでは、3泊4日と5泊6日の団体旅行商品が紹介された。料金は3万~6万台湾元(約11万~22万円)。ツアーでは、北朝鮮が初めて対外的に公開するスポットも訪れるという。

同社幹部によれば、北朝鮮を訪れる外国人旅行者で最も多いのは中国人。ロシア、欧米が続き、台湾人は毎年1000人にも満たないという。

台湾と北朝鮮の平壌を結ぶ航空路線は現在開設されておらず、訪問する場合は中国を経由する必要がある。創新旅行社の李奇嶽董事長(会長)は、今後は直行チャーター便の就航を目指すほか、プライベート機で行く富裕層向けの旅行商品を提供したい考えを示した。

9月初頭には旅行業者の視察団を北朝鮮に招待する予定だという。

(陳清芳、池羽婕/編集:名切千絵)