高雄市、日本企業の投資促進図る 代理市長が三井不動産を訪問/台湾

【経済】 2018/06/27 19:18 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
幹部職員を率い日本を訪問した許立明高雄市代理市長(中央)

幹部職員を率い日本を訪問した許立明高雄市代理市長(中央)

(高雄 27日 中央社)南部・高雄市は27日、許立明代理市長がデベロッパー大手、三井不動産(東京都)を訪問したと発表した。許代理市長は、市が進める高雄港の再開発計画への同社の参加を歓迎すると述べたという。同市は日本企業の投資促進に力を入れており、26日には東京都内で日本企業向けの投資説明会を開催した。

同市政府は昨年3月、主要港湾を運営する台湾港務(高雄市)との共同出資で「高雄港区土地開発」を発足。台湾中油など国営企業7社と大規模な高雄港再開発に乗り出している。同5月には同市政府都市発展局が日本を訪問し、日本企業との提携チャンスを探っていた。

三井不動産は近年、台湾で大型商業施設事業の展開を積極的に進めている。2016年、北部・新北市林口に三井アウトレットパークを開業。現在2軒目を中部・台中市の台中港エリアに建設中で、昨年には台北市内でのショッピングセンター(SC)、ららぽーとの建設を発表した。

高雄市は三井不動産について、「世界でも有数の不動産開発業者」だとし、同市での事業展開に期待を寄せている。同社の大林修執行役員は、投資を検討する方針を示したという。

高雄市政府によると、同市に投資する外資に日本企業が占める割合は最大で、投資額は477億台湾元(約1720億円)に上っているという。

(編集:楊千慧)