半導体受託生産の世界最大手、台湾積体電路製造(TSMC)は5日、株主総会を開き、同社の創業者で「台湾半導体の父」と呼ばれる張忠謀(モリス・チャン)董事長(会長)の退任が正式に決まった。張氏は、顧問や名誉役員などを一切引き受けない考えを示しており、完全に引退する。今後は2013年から共同最高経営責任者(Co-CEO)を務めていた劉徳音氏と魏哲家氏がそれぞれ董事長と総裁に就任し、2トップ体制がとられる見通し。
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