エバー前会長の新航空会社、初期は日本路線を重点に 20年就航予定/台湾

【経済】 2018/05/08 17:16 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
星宇航空の張国イ董事長

星宇航空の張国イ董事長

(台北 8日 中央社)新航空会社「星宇航空」(StarLux)を設立した張国イ氏は8日、設立説明会に出席し、初期は日本路線を重点とする計画を明らかにした。日本路線はここ10年、競争が激しく、実入りは多くないとする一方で、日本が台湾人に最も人気のある国であることを理由に挙げ、日本路線を重視する姿勢を示した。(イ=火へんに韋)

同社は今月2日に法人登記を完了し、正式に設立。当初は法規制の壁があり、立ち上げ発表から設立までには1年を要した。就航は2020年を予定。高品質を売りに、ハイエンド市場に照準を合わせる。

張氏は、まず2~3年は短距離路線を手掛け、長距離は米西部を皮切りに米東部、欧州に就航路線を拡大していく計画を示した。短距離路線は日本のほか、タイ、ベトナム、シンガポール、バリ島、ジャカルタ、クアラルンプールへの就航を検討中だという。

張氏は、以前自身が董事長(会長)を務めたエバー航空が設立から10年は学習の段階にあったことに触れ、星宇航空の市場を10年で育んでいければと意欲を見せた。また、海外の航空会社に対抗するため、台湾の航空会社が手を組む必要性に言及し、将来的にはチャイナエアラインやエバー航空と協力することもいとわないと述べた。

(陳葦庭/編集:名切千絵)