中部・彰化に大型洋上風力発電建設へ 丸紅と台湾企業が協力

【経済】 2018/03/30 17:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
28日の記者会見に臨む台湾緑電力や丸紅の関係者

28日の記者会見に臨む台湾緑電力や丸紅の関係者

(台北 30日 中央社)グリーンエネルギーの開発などを行う台湾緑色電力(台湾緑電)は28日、総合商社の丸紅と共同で、中部・彰化県沖に総発電容量600メガワットの洋上風力発電所を建設すると発表した。総工費は約865億台湾元(約3150億円)に上る見通し。

台湾緑電の李建勳総経理(社長)は、丸紅は欧州で洋上風力発電所を手掛けるなどの実績を持つと紹介。海上工事など丸紅が得意とする分野で力を借り、日本や韓国、東南アジアなど海外の洋上風力発電市場に共に進出できればと期待を示した。

政府は2025年までの脱原発を目指し、再生可能エネルギー産業の発展を積極的に推進。同年までに風力発電の累積設備容量を4.2ギガワットに引き上げることを目指している。台湾海峡に面する彰化県沿岸は北東の季節風が強く吹き、風量も安定しているため、風力発電に適している。そのため、同県政府は近年、風力発電設備の建設に力を入れている。

(黄雅娟/編集:楊千慧)