中国大陸の無人宇宙実験室、3月にも落下 台湾や日本が危険エリア内

【経済】 2018/02/18 19:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
制御不能が伝えられている天宮1号=中国大陸載人航天工程の公式サイトより

制御不能が伝えられている天宮1号=中国大陸載人航天工程の公式サイトより

(台北 18日 中央社)制御不能が伝えられている中国大陸の無人宇宙実験室「天宮1号」が3月にも地球に落下する可能性が指摘されている。落下地域の事前予測は困難だとされているが、欧州宇宙機関(ESA)は、北緯43度から南緯43度のどこかに落下する可能性があるとみており、同範囲内に含まれる台湾や日本、米国などに同等のリスクがあるという。

国家宇宙センターの余憲政副主任は、重さ8.5トンの天宮1号は地上300キロメートルの高さから1週間に5キロの速さで高度を落としており、すでに270キロメートル地点まで落下していると説明。大気圏に突入した後、燃え残った破片が地表に落ちる可能性があり、その数量や大きさ、落下地点の予測は難しいとしながらも、同センターは情報把握に努め、必要に応じて関係省庁にデータを提供すると話した。

天宮1号は2011年9月に打ち上げられ、2016年3月に運用を終えた。一部のメディアは、運用が終了した同年9月に制御不能となったと報じている。

(朱則イ/編集:荘麗玲)