国立大学4校にAI研究センター設置へ 5年で600億円投じる/台湾

【経済】 2017/12/22 15:32 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
陳良基・科技部長(左)

陳良基・科技部長(左)

(台北 22日 中央社)科技部(科学技術省)は22日、2018年から5年で160億台湾元(約605億円)を投じ、国立大学4校に人工知能(AI)のイノベーション研究センターを設置すると発表した。来るべきAI時代に向けた競争力確保が狙い。官学連携により、台湾のAI技術発展を目指す。

科技部は研究センターの設置に関し、リーダー人材育成、研究環境の整備、先端技術の開発、世界レベルの研究センター構築、AI企業数社の育成―の5つを目標に掲げる。

陳良基・科技部長によれば、67件の研究プロジェクトを選出し、その中でバイオ医療分野は21件と最大の割合を占める。今後の実用性の高さを踏まえ、台湾大と成功大の2校が共同でバイオ医療を担当。清華大はスマート製造、交通大はサービスのスマート化について研究する。

それぞれのプロジェクトの座長には研究費として毎月最高6万元(約23万円)を支給し、高待遇で人材を呼び込む。専門家300人にAI研究に参加してもらい、毎年3000人の人材育成を見込んでいるという。

(朱則イ/編集:名切千絵)