第三国での市場開拓は「日台連携で」 台北で交流セミナー

【経済】 2017/11/25 20:04文字サイズ:字級縮小字級放大
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第三国での市場開拓は「日台連携で」  台北で交流セミナー

(台北 25日 中央社)台湾と日本の「IoT(モノのインターネット)」分野での交流や、東南アジアなど第三国市場への共同進出を考えるセミナーが24日、台北市内で開かれた。日本からはNECソリューションイノベータ、日立システムズパワーサービスなど7社、台湾からは自動化機器などを手掛ける研華(アドバンテック)など約80社が参加した。

日本側の代表を務めた飯田耕造氏(日本総研顧問)は、台湾企業の長所として東南アジアの華僑社会に広い人脈を持つことや、海外進出への積極的な姿勢を挙げた。その上で、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す蔡英文政権の新南向政策は、東南アジアでの市場開拓を狙う日本企業の動きと合致しているとし、モノのインターネットで物流や金融などでの双方の強みを組み合わせて同地域諸国のニーズに合ったサービスを提供し、シェアを獲得したいと期待を示した。

中華民国対外貿易発展協会(台湾貿易センター、TAITRA)市場拓展処の陳広哲処長によると、同協会は「新南向」市場進出に意欲を持つ台湾企業をまとめる交流団体を結成させており、すでに約800社が参加している。また、経済部(経済省)国際貿易局の委託を受けた「第三国市場における日台ビジネス」計画も展開、台湾や日本、ミャンマー、ベトナムなどで、ビジネスマッチングやシンポジウムを開催している。

(廖禹揚/編集:塚越西穂)

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