台湾鉄道、七堵-八堵間に渡り線 東部幹線の輸送力向上目指す/台湾

【経済】 2017/08/10 12:53文字サイズ:字級縮小字級放大
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林全行政院長

林全行政院長

(基隆 10日 中央社)交通部(交通省)台湾鉄路管理局(台鉄)は9日、七堵-八堵間(いずれも基隆市)の線路間に新しく設置する渡り線の着工式を行った。完工は11月末の見通しで、台鉄は完成後、台北と基隆や宜蘭を結ぶ路線の混雑が改善され、東部幹線の輸送能力向上につながるとしている。

着工式に出席した林全行政院長(首相)は、最も混雑する七堵-八堵間は、道幅が狭く、深刻なボトルネックになっていたと説明。同区間の渡り線の設置を短期的な解決として位置づけ、台北と基隆を結ぶ列車の運行本数が増加し、輸送量は20%拡大するとした。

林院長は基隆と東部の交通が長い間、通勤や帰郷の需要を満たしていなかったことにも言及。政府主導で進められている大規模なインフラ整備計画において東部地区の交通改善は目的の一つだとし、政府は既に短期、中期、長期で計画を立てていると述べた。

交通部によれば、同区間には2本の渡り線が設置される。分岐器にはUIC60型が採用され、線路の安定性と安全性が向上するほか、ダイヤの柔軟性向上にもつながるという。

(王朝鈺/編集:楊千慧)

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