台湾本島と離島結ぶフェリー会社が倒産 観光産業に影響の恐れ

【経済】 2017/04/16 18:22文字サイズ:字級縮小字級放大
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興蘭海運所属のフェリー「夏威夷」=興蘭のPRフィルムより

興蘭海運所属のフェリー「夏威夷」=興蘭のPRフィルムより

(台東 16日 中央社)屏東県後壁湖と台東県の離島、蘭嶼を結ぶ路線を運航していたフェリー会社・興蘭海運(屏東県)が経営不振を理由に倒産した。夏の観光シーズン直前に起きた出来事に、観光産業への影響が懸念される。

蘭嶼の民宿経営者や予約客には最近になり、経営難のため運航を無期限で取り止めることを知らせるメールが届いた。払い戻しについて、資金不足のため当面は支払額の20%しか応じられないとする内容が書かれていたという。

同社は昨年3月31日から運航を開始。これまで他社の船で2時間30分かかっていた所要時間を1時間30分に短縮して注目を集めていた。だが、旅行業者の間では、昨年の時点で同社の経営を危ぶむうわさがささやかれていたとされる。

観光シーズンを前にすでに多くの消費者が乗船券を購入しているとみられているが、同社のウェブサイトは閲覧できず、電話もつながらない状態になっている。

(盧太城/編集:齊藤啓介)

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