台湾産アップルマンゴーが減産の見込み 対日輸出にも影響か

【経済】 2016/03/09 17:17 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
高雄区農業改良場提供

高雄区農業改良場提供

(屏東 9日 中央社)高雄区農業改良場は9日、台風や暖冬、雨などの影響で屏東地区で栽培されているアップルマンゴー(愛文)の花に奇形が多く見られると明かした。実がならずに産量が落ち込む恐れがある。その他の地域でも開花が遅れており、関係者は悲鳴を上げている。

屏東県政府農業処は、今年5~7月に旬を迎える同マンゴーの産量について、例年に比べ3~4割少なくなるだろうとみる。4月以降に咲く花が正常ならば減産幅はある程度抑えられると話すが、実際は分からない。

同改良場の李雪如副研究員によると、台南ではマンゴーの花が咲く時機が遅れているという。本来6月に始まる収穫期が1カ月程度延びる可能性があり、7月に収穫が集中した場合、供給過多で価格の下落になりかねないと話す。

台南市農会(農協)の呉正文総幹事は、対日輸出分は6月までに出荷しなくてはならないと気をもむ。収入減につながることから、農家にとって気の休まらない日々が続きそうだ。

(楊淑閔/編集:齊藤啓介)