台湾と韓国、特許審査ハイウェイなど2つの覚書に調印

【経済】 2015/06/16 12:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
石定・駐韓国台北代表部代表

石定・駐韓国台北代表部代表

(台北 16日 中央社)台湾と韓国は15日、特許審査ハイウェイ(PPH)と、産業財産権情報の交換及び特許等優先権書類の電子的交換(PDX)に関する覚書に調印した。特許審査では今後、審査時間が従来の3分の1に短縮するとされ、化学工業や電子、半導体産業などが大きな恩恵を受けると見込まれている。

石定・駐韓国台北代表部代表(大使に相当)は今年の2月に台韓で共通認識に達して以降、短期間で調印に結びついたことを喜んだ。双方はともに互いの第6の貿易パートナーで、台湾は韓国への輸出額150億米ドル(約1兆8540億ドル)中、約65%がIC製品だとして、PPHを通じたメーカーの競争力強化に期待を寄せた。

経済部智慧財産局によると、2011年から米国、日本、スペインなどとPPHに調印。2014年には797件が同制度を利用し、特許審査の高速化が実現したとしている。また、PDXの締結で紙資源の削減と書類送付の時間短縮が図られるという。

(黄巧ブン、林孟汝/編集:齊藤啓介)