近年、食品の偽装問題が相次いでいる台湾で、果汁製品、乳飲料、ビーフンなどの飲食物について、素材100%のもの以外はその表示を「純」(純粋)とすることを禁ずる新規定が今月1日から施行された。これにともない、米100%使用の「ビーフン(米粉)」以外については、米成分50%以上なら「調合ビーフン」、50%以下は「ツェーフン(炊粉)」と表示することになった。これについて各方面から異論が出たため、衛生福利部が地方伝統の商品の場合は「ビーフン」をブランド名として認めるとの補足説明を行ったが、これが関係者の間で再び議論を呼んでいる。