寒さと病気でマンゴー収穫シーズンに1カ月の遅れ/台湾・屏東

【経済】 2014/04/30 20:04文字サイズ:字級縮小字級放大
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寒さと病気でマンゴー収穫シーズンに1カ月の遅れ/台湾・屏東

(屏東 30日 中央社)南部の屏東県で生産され、日本でも「アップルマンゴー」などとして親しまれている台湾の愛文マンゴー(アーウィン種)は今年、春節(1月31日)の頃から連日続いた低温や最近の病害などの影響で、収穫シーズンが1カ月遅れて5月中旬になると見込まれている。

同県南部で作られている愛文マンゴーは例年なら4月中旬から下旬にかけて市場に出回る。しかし、今年は受粉時期の寒害に始まり、最近では炭疽病などの発生で果実に被害が出るなどトラブルが続いた。中には今年の収穫は早々に諦め、来年早く開花し結実することに望みを賭けて枝を全部切り落としてしまった農家まで出ている。

同県・枋山の果樹農家、盧旺昇さんは、今年は5月中旬を過ぎなければ愛文マンゴーのまとまった収穫は期待できないとしており、日本向けや中国大陸向けの販売への影響を心配している。また、価格は現在、生産量の減少で、卸売平均価格で1キログラムあたり100台湾元(約340円)以上。高級品だと300元(約1000円)余りになるという。

盧さんは今年は減産となるものの、香り高く果汁たっぷりのおいしい愛文マンゴーが味わえると話している。

(郭シセン/編集:谷口一康)

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