日台関連企業がMOU締結、台湾でのSuica使用も夢ではない?

【経済】 2014/03/15 17:28 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
14日の調印式に臨む(左から)王国材・一カー通会長、劉世芳・高雄市副市長、清水真アクアキャスト社長=高雄市政府提供

14日の調印式に臨む(左から)王国材・一カー通会長、劉世芳・高雄市副市長、清水真アクアキャスト社長=高雄市政府提供

(高雄 15日 中央社)台湾の非接触型IC乗車カード「一カー通」(I-Pass)の発行会社、一カー通票証公司(高雄市)が14日、通信技術などを手がける日本のアクアキャスト社と業務提携についての意向書に調印した。双方は今後、相手国での自国IC乗車カードの使用可能をめざして努力していくことになる。(カー=上のしたにト)

両者が提携に至った背景には1月末現在、台湾で使用されている電子マネーなどスマートカードの数が3608万枚に上り、同月の消費金額が39億台湾元(約130億円)に達するなど市場が大きいこと、昨年の日台相互訪問客数が延べ375万人に達していることなどが挙げられている。

関連システムの統合など技術面・法律面の問題が解決されれば、I-PassやSuica(スイカ)などの所持者がそのまま相手国での公共交通機関の利用や小額決済などを行うことが可能となり、両替などの手間を省くことができる。

I-Passは運賃支払いのほか、小額決済も可能で高雄市や台南市・嘉義市・嘉義県・屏東県政府などによる合弁会社が発行元。

(程啓峰/編集:荘麗玲)