ハリウッドの有名VFXスタジオ、台湾に拠点開設へ

【経済】 2012/11/21 18:08 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ハリウッドの有名VFXスタジオ、台湾に拠点開設へ

(台北 21日 中央社)台湾通信最大手の中華電信とハリウッドのVFX制作会社が、このほど「視覚特殊効果クラウドセンター」を合同で開設することになり、今後、クラウドコンピューティング産業の成長発展による雇用創出や人材の育成が期待される。

映画などで用いられるVFX(ビジュアル・エフェクツ=視覚効果)技術で世界有数の米リズムアンドヒューズ社は今回中華電信と提携、「世界視覚特殊効果クラウドサービスセンター」(CAVE)設立のため、21日覚書の調印が行われた。

この調印式・成果報告会には、カク龍斌台北市長(右1)、張善政・行政院政務委員、資訊工業策進会の張進福董事長、林金田・文化部政務次長、および、中華電信の呂学錦董事長とリズムアンドヒューズ社創業者のジョン・ヒューズ氏(右2)が出席。

席上カク市長は、中華電信と国際協力チームによって、このVFXクラウドセンターが台北に設置されれば、3年間で300名の雇用創出と1000名のハリウッドレベルのクラウド技術者の養成が可能となり、台湾の関連産業の世界進出にもつながると述べた。

また将来、多角的クラウド・サイエンスパークが台北に設立された場合、1万人の新規雇用と1000億台湾元(2800億円)を超える年間生産額が見込めるとした。

一方、張政務委員はここ数年をふり返って、クラウド産業には知的財産流出の抑止と大量通信対応のインフラ整備という2つの課題があるが徐々に克服できるだろうと述べ、機はすでに熟しており、台湾のデジタルコンテンツ産業の海外展開が望まれるとした。

(カク市長=カクは赤におおざと)