空軍、中国軍機に緊急発進 台湾の防空識別圏に一時接近

【両岸】 2020/03/17 12:18 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
空軍のF16戦闘機=資料写真

空軍のF16戦闘機=資料写真

(台北中央社)国防部(国防省)は16日、中国軍のKJ500早期警戒機や殲11戦闘機などが同夜7時ごろ、台湾南西の海域で夜間飛行訓練を実施したと発表した。一時は台湾の防空識別圏(ADIZ)に接近したため、空軍は戦闘機を緊急発進させて対応した。同部が公開している情報によれば、中国軍が夜間に台湾周辺を飛行するのは初めて。

国防部の史順文報道官は17日の定例会見で、16日に緊急発進した軍機はF16戦闘機とIDF(経国号)戦闘機だったと明らかにした。史報道官は、台湾海峡周辺の空域の状況は十分に把握しており、国土の安全を確保することが可能だと強調した。

新型コロナウイルスの感染が世界に広まる中、中国軍は複数回にわたり台湾周辺で飛行訓練を実施している。前回は2月9日、10日に2日連続でバシー海峡を経由して西太平洋に向かい、復路では宮古水道を通過して基地に戻る遠洋長距離飛行訓練を実施していた。

(游凱翔/編集:名切千絵)