コロナ地図で台湾を中国の一部に 米大、表記を修正

【両岸】 2020/03/12 13:02 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
新型コロナウイルスの感染状況を示す世界地図=米ジョンズ・ホプキンス大の特設サイトarcgis.comから

新型コロナウイルスの感染状況を示す世界地図=米ジョンズ・ホプキンス大の特設サイトarcgis.comから

(台北中央社)米ジョンズ・ホプキンス大が公開している新型コロナウイルスの感染状況を示す世界地図で、台湾が中国に含められた上で「台北と周辺地域」と表記されていたことが10日、米メディアで伝えられた。外交部(外務省)は11日、米国にある台湾の代表機関を通じて修正を要求したと明らかにした。同サイトの表記は12日までに「台湾」に改められた。

11日午後、中央社が同サイトを確認したところ、同欄に台湾はなく、地図上で台湾をクリックすると「台北と周辺地域」とされ、中国の一部として表示されていた。

米ニュースサイト、アクシオスの報道によれば、2月上旬の時点では「感染が確認された国・地域」の欄に「台湾」と表記されていた。サイトの開発を担当した同大准教授に連絡したところ、台湾の表記が変わっていることに気が付いたばかりだとし、すぐに修正すると回答したという。

同サイトは何度か修正され、台湾は一時、「その他」に変更された。その後、再び変更が加えられ、「台湾」となった。また、「台湾を含め、地名の表記は米国務省が採用している名称に従った」との注釈が添えられた。

同大の広報責任者は中央社のメール取材に対し、開発担当チームは当初、情報に一貫性を持たせるため、世界保健機関(WHO)の国名表記を採用することに決めたと回答。だがその後、さらに協議し、国務省の名称を使うことになったと説明した。

(陳韻聿、江今葉/編集:楊千慧)