中国・ミャンマー共同声明、中国語版と英語版で差異 情報操作か/台湾

【両岸】 2020/01/20 14:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ミャンマー側が発表した英語版共同声明の一部=同国外務省のフェイスブックページより

ミャンマー側が発表した英語版共同声明の一部=同国外務省のフェイスブックページより

(台北中央社)中国の習近平氏とミャンマーのアウン・サン・スー・チー国家顧問兼外相の会談後に発表された共同声明の「一つの中国」に関する記述で、中国語版と英語版で表記が異なっていたことが分かった。

中国当局が18日に公表した中国語版では、ミャンマーは「台湾、チベット、新疆ウイグル自治区は中華人民共和国の不可分な領土だと認める」とされていたが、ミャンマー側の英語版では「中国(China)の不可分な領土」と表記されていた。

英語版ではこれまで用いられてきた「中国」がそのまま使用されたが、中国語版では「中華人民共和国」に変更されたことになり、一部からは中国による情報操作を指摘する声が上がっている。

対中融和路線の野党・国民党は、「一つの中国」の解釈は台湾と中国で異なり、同党にとっての「中国」は「中華民国」だとするとの立場を取ってきた。中国とミャンマーの共同声明に対し、台湾は決して「中華人民共和国」の一部ではないと反発している。

(顧セン、王承中/編集:楊千慧)