米逃亡中の中国人実業家「共産党が台湾侵攻準備」 国防部が否定

【両岸】 2019/09/03 16:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
郭文貴氏=資料写真

郭文貴氏=資料写真

(台北 3日 中央社)米国に逃亡中の中国人実業家、郭文貴氏が2日、インターネットのライブ配信で50万の中国軍が台湾侵攻の準備を進めていると述べたことを受け、国防部(国防省)は同日、報道資料を発表し、人民解放軍の陸、海、空軍やロケット軍のいずれにも異常な部隊移動は見られていないと説明した。

郭氏は不動産開発などを手がける実業家。2015年から米に事実上の亡命後、米政府系放送局ボイス・オブ・アメリカ(VOA)などを通じて中国共産党(中共)幹部らの不正を告発している。今回のライブ配信では、中共はすでに台湾の向かいにある福建省に大軍を配備していると指摘。反政府デモが続く香港が収拾不可能な状況になり、天安門事件の時と同じように欧米諸国が中国に経済制裁を加えようとすれば、突如台湾に矛先を向け、武力で台湾を奪う作戦に出ると“暴露”した。

国防部は郭氏の発言内容を否定するとともに、同部は関連の軍事動向を十分に把握することができるとして、国民に安心するよう呼び掛けた。

(游凱翔/編集:塚越西穂)