香港情勢悪化 中国は「外部への責任押し付けやめよ」=蔡総統/台湾

【両岸】 2019/08/15 14:15 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統(手前)=資料写真

蔡英文総統(手前)=資料写真

(基隆 15日 中央社)中国の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室の馬暁光報道官が与党・民進党について、香港に干渉する黒幕だと非難したことに対し、蔡英文総統は14日、「情勢悪化の責任を存在しない外部の介入に押し付けるのはやめよ」と述べた。

民進党の卓栄泰党主席(党首)は12日、香港デモに人民解放軍は介入すべきでないとフェイスブックに投稿。14日付の台湾の大手紙、中国時報(電子版)によれば、馬報道官がこの投稿に対し、香港の事態という火に油を注ごうとしているなどと批判。民進党が香港への干渉をやめなければ報いを受けることになると述べたという。

イベント出席のため、14日に北部・基隆を訪問した蔡総統。メディアの取材に応じ、香港市民の自由や民主主義の追求を支持するとの立場を改めて示した上で、「支持はするが、介入はしない」と言明。北京と香港の当局に対し、人々との対話を拒絶するべきでないと呼び掛けた上で、「誤った判断により、歴史に無残な結果を残してはいけない」と中国軍の介入をけん制した。

(王朝ギョク/編集:楊千慧)