台湾与党、中国に民主化呼び掛け 五・四運動100周年で

【両岸】 2019/05/04 16:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
民進党の党章

民進党の党章

(台北 4日 中央社)北京で1919年5月4日、学生らが抗日や反帝国主義などを訴えて始まった大衆運動「五・四運動」から4日で100年を迎える。台湾の与党・民進党は3日、声明を発表し、中国共産党政権に権威主義体制の放棄や民主主義、自由といった価値観の受け入れを呼び掛けた。

声明では、五・四運動を「新世代が旧世代に挑む反権威運動」と位置付け、運動が目指すのは自由、民主主義、科学などの価値観や思想の解放だと指摘した。

運動から100年後の中国にも触れ、共産党政権による人権派弁護士の拘束や言論統制の強化、宗教的迫害は「まるで文化大革命再来のようだ」と批判した。一方、台湾については「開かれた市民社会の構築に成功した」などとした上で、台湾の民主主義体制は「中国を民主化に導くかがみになる」との考えを示した。

今後の両岸(台湾と中国)関係については、真の平和や相互理解を実現するには「同じ民主・自由の道に向かって進むしかない」として中国側に民主化を促した。

(温貴香/編集:羅友辰)