多数の中国軍機が台湾周辺を飛行 国防部、F16をスクランブル発進

【両岸】 2019/04/16 13:04 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
中国軍のH6爆撃機=中華民国空軍が2018年撮影(国防部提供)

中国軍のH6爆撃機=中華民国空軍が2018年撮影(国防部提供)

(台北 16日 中央社)国防部(国防省)は15日、多数の中国軍機が同日正午ごろ中国大陸南部から台湾南方のバシー海峡上空を通過して西太平洋に出る長距離飛行訓練を行ったと発表した。

訓練に参加したのはKJ500早期警戒機やH6K爆撃機、Y8輸送機、スホイ30戦闘機、殲11戦闘機などで、このうちH6Kは基地に戻る際、宮古海峡上空を飛行した。同部は軍用機や軍艦を派遣して状況を把握したと報告しており、軍の消息筋によるとF16戦闘機もスクランブル発進したという。

同部は、中共は軍事行動と世論戦を通じて文武双方による威嚇を強め、台湾海峡の現状を変えようとしていると指摘。これらの行為は同海域の平和に役立たないばかりでなく、地域の安定にも影響すると強調した。

国家安全保障のためのシンクタンク「国防安全研究院」がまとめた中国の政治・軍事に関する最新の報告書によると、2017年11月から18年6月にかけて中国軍の軍機が台湾周辺を飛行した回数は20回に及ぶ。今年も、3月31にJ11戦闘機2機が台湾海峡の中間線を越えて台湾の南西の空域に侵入したばかり。専門家は、台湾海峡の緊張の高まりを指摘している。

(游凱翔/編集:塚越西穂)