蔡総統、中国軍の挑発「すぐに駆逐を」 軍に命じる/台湾

【両岸】 2019/04/01 14:58 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
蔡英文総統のフェイスブックより

蔡英文総統のフェイスブックより

(台北 1日 中央社)蔡英文総統は1日、軍の叙勲式に出席し、中国軍の戦闘機「殲11」2機が3月31日午前に台湾海峡の中間線を越えて台湾南西の空域に侵入したことについて「挑発的行為」だとし、厳重に抗議する立場を示した。自身のフェイスブックも更新し、中国軍による中間線越えという挑発行為はすぐに駆逐するよう軍にすでに命じたと明かした。

台湾の対中政策を所管する大陸委員会は同31日、「中国共産党当局の非理性的な行為に抗議と強い非難を表明する」との報道資料を発表。「中華民国は主権独立国家」だとし、中国が強める軍事的恫喝に対し「台湾は自己防衛への強い決心と能力がある」との姿勢を示した。

呉ショウ燮外交部長(外相)は1日、中国軍機の侵入に関する情報を得てから外交部(外務省)はすぐに地域のパートナー国に通達したと説明。どの国に連絡したかについては明かさなかった。これらの国から正式な回答は得られていないとしつつ、私的なやりとりでは中国の行為についてよく思っていないとの見方をパートナー国は示していると述べた。(ショウ=金へんにりっとう)

(温貴香、顧セン/編集:楊千慧)