大陸委トップ、中国大陸の選挙介入に言及「台湾人は強い反感」

【両岸】 2018/11/19 15:41 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
陳明通氏

陳明通氏

(台北 19日 中央社)台湾の対中国大陸政策を担当する大陸委員会のトップ、陳明通主任委員(閣僚)は19日、中国大陸が過去に台湾周辺での軍事演習や厳しい批判などを通じて台湾の選挙への介入を試みてきたことに言及し、台湾人は強い反感を抱いていると話した。立法院(国会)内政委員会の答弁で述べた。

米国の対台湾窓口機関・米国在台協会(AIT)のジェームズ・モリアーティ理事長は台湾のケーブルテレビ大手TVBSのインタビューで、24日の統一地方選について、「外国勢力が(台湾の)世論を変えようとデマを流していることは明らかであり、これは危険なことだ」と指摘。だが、同局は放送を1~2回で打ち切り、公式サイトに掲載していた映像も削除した。

19日の同委員会で与党・民進党の立法委員(国会議員)から、映像の削除について外的勢力の干渉があったかについて質疑があった。陳主任委員はこれに対し、中国共産党がさまざまな方法で民主国家の選挙に介入してくることはすでに国際社会における周知の事実だとの見方を示した。

陳主任委員は、個別のメディアについては、コメントを控えるとした。モリアーティ氏の映像はAITの公式フェイスブックですでに公開されていることに触れた上で、米国が台湾に関心を寄せていることに感謝を述べた。

(陳俊華/編集:楊千慧)