中国大陸での就職意欲「高まった」が3割 対台湾優遇策受け=人材バンク調査

【両岸】 2018/03/19 17:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
言葉や文化が近いことなどから台湾の求職者にとって中国大陸が海外就職する際の第一の選択肢

言葉や文化が近いことなどから台湾の求職者にとって中国大陸が海外就職する際の第一の選択肢

(台北 19日 中央社)大手人材バンク「1111人力銀行」が19日に公表した調査結果で、北京当局の対台湾優遇措置を受けて中国大陸で働く意欲が高まったと答えた求職者は31.3%に上った。同社の幹部は、中国大陸と台湾は商業取引が盛んであり、言語や文化も近いことから海外就職を目指す求職者にとって第一の選択肢になると指摘した。

中国大陸の対台湾政策を担当する国務院台湾事務弁公室は先月末、台湾の企業や個人を対象に就職や就学促進などを盛り込んだ全31項目の大規模な優遇措置の実施を発表。中国大陸の企業や個人と同等の待遇、扱いを台湾企業や個人に与えるとした。

調査によれば、44.7%が元から中国大陸で働く意欲があったと回答。一方、中国大陸での就職は考えていないとした求職者は24%だった。

中国大陸に限らず海外での就職意欲があると答えた求職者は60.9%に上った。理由として最も多かったのは「給与条件が良い」(71.6%)だった。人気の渡航先は中国大陸のほか、ベトナムやシンガポール、米国、カナダなど。

調査は今月1日から16日まで、人材バンクに登録している求職者にメールを通じたアンケート形式で実施。有効回答件数は1019件だった。

(邱柏勝/編集:楊千慧)