中国大陸の一方的な航路運用開始 蔡総統、対話での解決求める/台湾

【両岸】 2018/01/08 14:43文字サイズ:字級縮小字級放大
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中国大陸の一方的な航路運用開始  蔡総統、対話での解決求める/台湾

(台北 8日 中央社)中国大陸が台湾海峡の中間線付近に設定した航空路「M503」の北方向と3本の支線航空路の使用を台湾との協議なしに開始した問題で、蔡英文総統は7日、中国大陸側に対し、2015年に両岸(台湾と中国大陸)で達した合意に基づいて対話を行うよう求めた。総統府が同日、書面で発表した。

M503は2015年、中国大陸が路線の混雑緩和などを理由に設定を一方的に発表。台湾が反発し、5度にわたる協議を経て、南方向の供用が開始された。北方向と支線3路線は現段階では供用せず、運用を開始する際に再協議することで合意していた。

蔡総統はこの日、外交や国防関連の閣僚などを招集し、会議を開催。一方的な航空路の使用は地域の安全を脅かす挑発行為だとし、状況の把握に努め、国家の安全を守るよう指示した。中国大陸の行為は国際社会にも歓迎されないと述べ、外交部や交通部民用航空局に対し、他国政府や国際組織への説明を行うとともに国際社会からの支持と理解を勝ち取るよう要請した。

(呂欣ケイ/編集:楊千慧)

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