米議員、「中国に圧力を」呼び掛け 台湾人の国連本部見学妨害で

【両岸】 2017/12/23 15:43文字サイズ:字級縮小字級放大
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ニューヨークにある国連本部ビル

ニューヨークにある国連本部ビル

(ワシントン 23日 中央社)近年、台湾人が米ニューヨークの国連本部を見学する際、中華民国の旅券が認められず、中国大陸が発行する「台湾居民来往大陸通行証」の提示を求められるケースが相次いでいる。

これを受け、米共和党の下院議員スティーブ・シャボット氏と、クリス・スミス氏は22日、ニッキー・ヘイリー米国連大使宛てに書簡を送り、北京当局に台湾への妨害工作を止めさせるようあらゆる手を尽くして問題を解決するべきだと訴えた。

両氏は書簡の中で、「昨年5月民進党の蔡英文政権が発足して以来、中国は台湾の国際的地位を落とすためには手段を選ばない」とした上で、旅行まで妨害するのは台湾の人々に対する「侮辱」だと指摘。また、米台関係は米国の利益に関わるとして、問題の重要性を強調した。

シャボット氏は台湾を支持する米議員の集まり「台湾連線」(台湾コーカス)の共同主席を務める“親台派”。人権問題を重視するスミス氏は北京当局に逮捕・拘束された台湾の非政府組織(NGO)活動家、李明哲氏の妻や支援者らが米議会で李氏の解放を訴える際に支援を行っている。

在米台湾人のロビー団体、台湾人公共事務会(FAPA)の陳正義会長はこれについて歓迎の意を表明し、「この問題の解決は米国にとって小さな一歩にすぎない。しかし台湾人民にとっては、国際社会でより多くの尊厳と尊重を得るための大きな一歩だ」と期待を示した。

(鄭祟生/編集:塚越西穂)

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