台湾と中国大陸は「人民」と「改革」を対話の基礎にすべき=大陸委

【両岸】 2017/11/15 16:56文字サイズ:字級縮小字級放大
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大陸委員会の張小月主任委員

大陸委員会の張小月主任委員

(台北 15日 中央社)台湾の対中国大陸政策を担当する行政院(内閣)大陸委員会の張小月主任委員は15 日、台北市内で開かれた国際シンポジウムで、両岸(台湾と中国大陸)は双方の最大公約数である「人民」と「改革」を、関係発展と意思疎通に向けた対話の基礎にすべきだと述べた。

シンポジウムは先日閉会した中国共産党第19回党大会に焦点を当てたもので、今後の中国大陸の政治や経済、軍事、地域情勢の発展などについて議論が交わされた。同委員会が外部に委託し、開催した。

第19回党大会閉会後の契機と挑戦について張氏は、国際社会は中国大陸の権力構造の変遷を客観視し、その発展の本当の意図と戦略の動向を分析する必要があると指摘。「われわれは中国大陸に有益な助言を惜しまず与えるべきで、台湾はこれまで両岸間のやり取りにおいて積極的にこのような役割を担ってきた」と両岸関係に対する台湾の貢献をアピールした。

また、習近平氏が「人民中心」を繰り返し口にしたのに言及。蔡英文総統が2015年の選挙期間中から「人を基本、人民を中心に」の方針を打ち出していたことに触れた上で、両岸の指導者の心の中にはともに人民があり、改革への決意を共通して持っている以上、広い度量と先見的な視野で持続的な発展が難しいこれまでのやり取りの仕方を改め、人々の福祉と権利を核として将来の両岸関係のために新たな発展の方向性を形作っていくべきだと呼び掛けた。

(繆宗翰/編集:名切千絵)

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