ウェイ・ダーション監督「台湾三部曲」、開始半日で3600万円超の資金調達

【芸能スポーツ】 2020/08/06 18:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ウェイ・ダーション監督(左)と「台湾三部曲」美術担当の花谷秀文さん=米倉影業提供

ウェイ・ダーション監督(左)と「台湾三部曲」美術担当の花谷秀文さん=米倉影業提供

(台北中央社)台湾の映画監督、ウェイ・ダーション(魏徳聖)監督が計画する映画シリーズ「台湾三部曲」の製作に向け、インターネット上で資金を集めるクラウドファンディング(CF)の第1段階受け付けが5日始まり、開始から12時間足らずで1000万台湾元(約3600万円)超が集まった。同日、台北市内で記者会見が開かれた。

台湾三部曲は1624年を背景に、3本の劇映画とドキュメンタリー、アニメーション各1本の計5作品を製作する計画。劇映画ではそれぞれ、シラヤ族の狩人、漢人の海賊、オランダ人宣教師を主人公とし、当時の台湾における異なるエスニックグループの物語を描く。総製作費は45億元(約162億円)を見込む。2024年初頭にドキュメンタリーを公開するのを皮切りに、2026年末までにシリーズを完結させる予定。

ウェイ監督と製作チームは3年余り前から準備作業に取り掛かり、昨年11月、撮影用大規模オープンセットを南部・台南市後壁区にBOT(建設・運営・譲渡)方式で建設する契約を台南市政府と締結した。同地では、400年前の台南の潟湖「台江内海」を再現する。また、シラヤ族の集落を再現したセットは南部・高雄市小港区の埋め立て地に建設する。

CFは撮影用セット建設、撮影、撮影後作業、配給の計4段階で実施する予定。第1段階では、来年8月に予定する撮影開始前に、複数カ所のセット建設資金を集める。今年9月からシラヤ族の集落を再現したセットの建設に着手する予定。10月10日までCFを受け付ける。

会見に出席したウェイ監督によれば、新型コロナウイルスの世界的流行の影響で、オランダ人俳優とはオンライン上での顔合わせにとどまっているが、進捗状況において大きな影響はないという。

(王心妤/編集:名切千絵)