台湾ロボットアニメ 海底都市が舞台 監督「台湾といえば海」

【芸能スポーツ】 2019/11/07 20:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾ロボットアニメ映画「重甲機神:神降臨」のプレミアイベントに参加したベラ・イェン(左)と北村豊晴=威視電影提供

台湾ロボットアニメ映画「重甲機神:神降臨」のプレミアイベントに参加したベラ・イェン(左)と北村豊晴=威視電影提供

(台北中央社)台湾ロボットアニメーション映画「重甲機神:神降臨」(台湾で8日公開)のプレミアイベントが5日、台北市内で行われ、共同監督の黄瀛洲監督や紀敦智監督、声で出演した北村豊晴、ベラ・イェン(厳正嵐)らが作品をPRした。

同作は、宇宙からの謎の光線によって壊滅状態になった近未来の地球で唯一難を逃れた海底都市を舞台に、正義感あふれる少年がロボット戦隊を率いて海中に潜む魔獣に立ち向かうという物語。「台湾の要素といえば海」と話す黄監督。物語の重要な舞台である架空の海底都市は、釣魚台(日本名:尖閣諸島)の海底にあるという設定だと明かし、「この海底都市が世界平和と進歩の重要な象徴になれば」と作品に込めた思いを語った。

同作ではアニメ製作の全てを台湾で完成させるという試みを行った。台湾には2Dアニメ制作の人材が不足している現状があるが、複数の学校の映像学科と手を組み、外国の会社にアウトソーシングするという提案を拒否した。黄監督によれば、構想を発表してからの5年間には、中国のアニメや映画の会社から好条件で作品を買い取りたいという申し出が絶えずあったものの、売ってしまえば台湾を舞台にした同作が中国の物語になってしまうため断ったという。

同作では、日本の声優、花澤香菜さんが日本人美少女役を担当している。

(洪健倫/編集:名切千絵)