「先に愛した人」が米アカデミー賞台湾代表に 選考委「権利平等の里程標」

【芸能スポーツ】 2019/09/13 16:36 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「先に愛した人」(誰先愛上他的)の劇中写真=ネットフリックス提供

「先に愛した人」(誰先愛上他的)の劇中写真=ネットフリックス提供

(台北 13日 中央社)第92回米アカデミー賞国際長編映画賞(旧外国語映画賞)の台湾代表に、「先に愛した人」(誰先愛上他的)が選ばれた。中華民国電影戯劇協会が12日、発表した。選考委員会は同作品について、「通俗的でユーモラスな手法でジェンダーの多様性をめぐる問題を反映し、台湾の現代の権利平等のマイルストーンと生命力を示した」と評価した。

同作は、夫の死をきっかけに、保険金の受取人をめぐって妻と子供、夫の同性の恋人との間で繰り広げられる人間模様をコメディータッチで描いた作品。有名脚本家のシュー・ユーティン(徐誉庭)がシュー・ツーイェン(許智彦)と共同監督を務め、ロイ・チウ(邱沢)やシェ・インシュエン(謝盈萱)らが主演した。昨年の台北映画祭で長編フィクション作品賞など4部門を受賞したほか、金馬奨でも3部門を制した。香港やイタリア、韓国の映画祭にも出品されるなど、国際的にも評価を得ている。

同協会によれば、今年のアカデミー賞台湾代表には16作品の応募があったという。文化部(文化省)影視及流行音楽産業局が開いた選考会議で、「先に~」を推薦することが決まった。

文化部は、同作が素晴らしい成績を収め、台湾のために栄光を勝ち取れるよう期待を寄せている。

(洪健倫/編集:名切千絵)