台湾映画「返校」試写会 主演女優が観客1000人を前に感激の涙

【芸能スポーツ】 2019/09/04 17:09 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
試写会に参加した(右から)ジョン・スー監督、ワン・ジン、ツォン・ジンファ、リー・グァンイー(李冠毅)=影一製作所提供

試写会に参加した(右から)ジョン・スー監督、ワン・ジン、ツォン・ジンファ、リー・グァンイー(李冠毅)=影一製作所提供

(台北 4日 中央社)戒厳令下の台湾を題材にしたサスペンススリラー映画「返校」のメディア試写会が3日、台北市内で行われた。映画初主演となった女優のワン・ジン(王浄)は上映後、詰め掛けた1000人近い観客を前に感激の涙を流し、観客や相手役のツォン・ジンファ(曽敬[馬華])に感謝を述べた。

同作は同名の人気ゲームが原作。国民党独裁政権による白色テロが行われていた1962年を舞台に、人々の自由への渇望を描き出した。リー・リエ(李烈)がエグゼクティブプロデューサー、監督・脚本はジョン・スー(徐漢強)が担当し、製作費には9000万台湾元(約3億円)が費やされた。

素人オーディションで数千人の中から選ばれた新人のジンファも、ジンと同じようにとても感激していると告白し、「自分は幸運」と語った。

スー監督は、キャストやスタッフが同作の物語を愛してくれたことに感謝を示し、「この物語は台湾人だけのもの。だから全てのスタッフは全力を尽くしてくれた」と話した。

同作は台湾で今月20日公開。台北市の繁華街、西門町の映画公園には作中のシーンを体験できるブースが設置され、6日から一般公開される。

(洪健倫/編集:名切千絵)