「灼人秘密」、カンヌで世界初上映 ミディ・ジー監督ら、観客と鑑賞/台湾

【芸能スポーツ】 2019/05/22 19:51 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
カンヌ国際映画祭に参加する(右から)ミディ・ジー監督、ビビアン・ソン、ウー・クーシー、キミ・シア=岸上影像提供

カンヌ国際映画祭に参加する(右から)ミディ・ジー監督、ビビアン・ソン、ウー・クーシー、キミ・シア=岸上影像提供

(台北 22日 中央社)フランスで開催中の第72回カンヌ国際映画祭で現地時間20日、ある視点部門に出品されたミディ・ジー(趙徳胤)監督の「灼人秘密」(NINA WU)が世界初上映された。ミディ・ジー監督や主要キャストのウー・クーシー(呉可熙)、ビビアン・ソン(宋芸樺)、キミ・シア(夏于喬)が出席し、観客と一緒に作品を鑑賞した。

同作は、米ハリウッドの著名人が性被害やセクハラを告発したのを発端に世界に広まった運動「#MeToo」(ミー・トゥー)に着想を得て作られた。そのため、世界の映画人やメディアから大きく注目され、世界プレミアのチケットは争奪戦となった。米国のクエンティン・タランティーノ監督も来場した。

ビビアンとキミが完成した作品を見るのはこの日が初めて。監督は複数の結末を撮影しており、完成版がどのようになるのか2人でさえも知らなかったという。キミは上映前、「やっと映画の全貌を見られる。緊張と期待が入り混じった気持ち」と話し、緊張による胃痛のため、出発前に胃薬を飲んだことを明かした。

主演兼脚本を担当したウーは、初の脚本作品が初めてスクリーンで上映されるのを前に不安で仕方なく、昨晩は眠れなかったと告白。食欲もわかず、「緊張しかない」と心境を明かした。

ミディ・ジー監督は緊張を和らげるため、朝からチャーハンを作って食べた後、故郷の味であるミャンマー風目玉焼きを10個余り用意し、スタッフに振る舞ったという。

同作は台湾で7月19日公開。

(鄭景ブン/編集:名切千絵)