日台合作映画クランクアップ 橋本マナミら主演 山形などで撮影/台湾

【芸能スポーツ】 2019/04/12 14:03 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
記者会見に臨む(左から)グオ・チェンディ監督、ウー・ホンシウ、ユー・ペイジェン、レニー・リー、オスカ
ー・チウ、片原朋子プロデューサー=花千樹電影提供

記者会見に臨む(左から)グオ・チェンディ監督、ウー・ホンシウ、ユー・ペイジェン、レニー・リー、オスカ ー・チウ、片原朋子プロデューサー=花千樹電影提供

(台北 12日 中央社)日台合作映画「愛情出演(仮題)」(越年)のクランクアップ会見が11日、台北市内で行われた。岡本かの子が1930年代に発表した短編小説「越年」に着想を得て、日本、台湾、マレーシアで撮影。3本の物語で構成され、山形県を舞台にしたパートでは、同県出身の峯田和伸と橋本マナミが主演する。年末から20年のバレンタインデーまでの間での公開を予定。

メガホンを取るグオ・チェンディ(郭珍弟)監督によれば、翻案の過程では、「越年」の精巧なスタイルを残しつつ、岡本のもう1本の小説「家霊」を織り交ぜた。岡本は芸術家岡本太郎の母としても知られる。グオ監督は、岡本かの子の愛情観は興味深く、特に愛への情熱がどこから来るのか、いかにして生命を前に進めるのかを探る精神は人の心を揺さぶると話す。社会に対する見方も細やかで鋭く、当時の日本企業拡張に対する描写は近年の台湾企業のグローバル化の動きに通じるものがあると指摘する。

同作は山形のほか、台北市大稲テイ、彰化県王功、マレーシア・クアラルンプールで撮影を行った。物語が起こる時期が新年前後という設定のため、撮影チームは大雪の山形でロケをした後に灼熱のマレーシアに渡るというハードな移動を体験。グオ監督は、愛の冷たさから最高の熱さまでを経験したようだったと笑った。(テイ=土へんに呈)

台湾からはヤオ・アイニン(姚愛ネイ)やオスカー・チウ(邱志宇)、レニー・リー(黎安)、ユー・ペイジェン(余佩真)、ウー・ホンシウ(呉宏修)らが出演する。(ネイ=密の下半分を冉に)

今年下半期には国際映画祭でお披露目したいとしている。

(洪健倫/編集:名切千絵)