漫画家・鄭問さんのドキュメンタリー、米テレビ番組賞受賞/台湾

【芸能スポーツ】 2019/04/12 13:21 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
鄭問さん(手前左)=2012年1月に仏アングレームで撮影

鄭問さん(手前左)=2012年1月に仏アングレームで撮影

(台北 12日 中央社)台湾の漫画家、故鄭問(チェン・ウェン)さんを撮影したドキュメンタリー「深邃美麗的鄭問」がメディアの国際コンクール「ニューヨーク・フェスティバル」のエンターテインメント番組部門で、ライフスタイル番組の部の銅賞を受賞した。鄭問工作室は11日、フェイスブックで、「素晴らしい作品を通じて鄭先生と台湾の美しさを皆さんに紹介し、より多くの人に見てもらえることに感謝します」と喜びを示した。

同作は鄭さんの創作活動の道のりと重要な作品を追ったほか、鄭さんの妻や息子、漫画家のかわぐちかいじさん、漫画編集者の栗原良幸さん、弟子の鍾孟舜さんなどへのインタビューを通じて、鄭さんがいかにして台湾漫画の新局面を切り開いたかを伝えている。公共テレビの文化番組「芸術很有事」のうちの1本として制作された。

鄭さんは1990年、春秋戦国時代の英雄たちを描く「東周英雄伝」で日本デビュー。外国人として初めて日本漫画家協会賞の優秀賞を受賞した経歴を持つ。2017年に心筋梗塞のため、58歳で亡くなった。

同フェスティバルでは、台湾の作品としては客家テレビの「烏鴉焼」が長編映画の部で金賞を獲得したのをはじめ、公共テレビの紀行番組「下課花路米之南向世界遺産」や短編映画「年尾巴」なども受賞した。

(江佩凌/編集:名切千絵)