台湾で撮影のVR作品、米映画祭で上映 デジタル駆使、5部門ノミネート

【芸能スポーツ】 2019/03/18 16:01 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
VRショートフィルム「[喜喜]宴機器人」でロボット役を演じるタレントのジャネット(右)=綺影映画のYouTubeチャンネルより

VRショートフィルム「[喜喜]宴機器人」でロボット役を演じるタレントのジャネット(右)=綺影映画のYouTubeチャンネルより

(台北 18日 中央社)台湾で撮影されたVR(仮想現実)ショートフィルム「[喜喜]宴機器人」(仮訳:結婚式ロボット)が米テキサス州・オースティンで8日から17日まで開催されていた音楽、映画、テクノロジーの祭典「SXSW」(サウス・バイ・サウスウエスト)で上映された。デジタル技術を駆使した同作は好評を博したという。

結婚式のブライズメイド役として手配されたロボットを軸にストーリーが展開する同作。ロボットが登場した近未来においても、結婚や家族に関する伝統的な考え方が残っているという人とテクノロジーの矛盾を描いた。昨年、高雄映画祭(高雄電影節)で上映され、今年のサンダンス映画祭(米ユタ州)ではAI(人工知能)版も出品。見ている人が興味を抱いた登場人物をコンピューターが瞬時に察知し、それに合わせたストーリーを上映するというもので、SXSWでもこのAI版が上映された。AI版では、観衆は物語により深く入り込むことができるという。SXSWではポスター賞、インタラクティブ賞など5部門にノミネートされた。

ロボット役を演じたのは台湾系アメリカ人タレントのジャネット(謝怡芬)。テキサス出身のジャネットは出身地で開催されたSXSWで同作が好評を得たことに喜びを示した。夫で俳優のジョージ(呉宇衛)も同作に出演している。

同作は台湾とフランスのチームが共同で製作。南部・高雄で全編撮影され、フランスで編集が行われた。台湾とフランスによるVR映画の共同製作は同作が初めてだという。

(洪健倫/編集:楊千慧)