外資の台湾ドラマ参入続く ネットフリックスやHBOアジア、新作を制作

【芸能スポーツ】 2019/01/24 16:11 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
ドラマ「極道千金」主演のリウ・イーハオ(右)、ユージェニー・リウ(左)、呉子雲監督=ネットフリックス提供

ドラマ「極道千金」主演のリウ・イーハオ(右)、ユージェニー・リウ(左)、呉子雲監督=ネットフリックス提供

(台北 24日 中央社)海外企業の台湾ドラマ市場への参入が続いている。米動画配信サービス大手ネットフリックスが中国語オリジナルドラマ第2弾の撮影に取り掛かっているほか、米ケーブルテレビ局HBOアジアは台湾の公共テレビ(公視)との共同制作や台湾の役者をキャストに迎えた作品の撮影開始を発表。台湾の映像産業の発展に期待が寄せられている。

ネットフリックスは2017年に台湾の制作陣と共同で手掛けるオリジナルドラマ「双城故事: 彼女たちの二都物語」の制作を発表したのを皮切りに、昨年10月には台湾を舞台にした初の中国語オリジナルドラマ「罪夢者」の撮影に着手。今月16日には2作目の中国語オリジナルドラマ「極道千金」のクランクインを発表した。作家としても活躍する呉子雲(筆名藤井樹)監督がメガホンを取り、リウ・イーハオ(劉以豪)やユージェニー・リウ(劉奕児)が主演を務める。撮影は台北や高雄などで行われるという。

HBOアジアは今月22日、公視が今年3月下旬から放送する旗艦ドラマ「我們与悪的距離/The World Between Us」を公視や動画配信サービスCATCHPLAYと共同で制作すると発表。公視とは、2017年に初めて全編中国語ドラマ「通霊少女」を共同制作し、同作はシンガポールやマレーシアなどアジア各地で好評を博した。同作は昨年、第2シリーズが制作された。公視との共同制作のほかにも、主演にビビアン・スー(徐若[王宣])らを迎えた全編台湾で撮影するドラマ「獵夢特工」の制作も決定し、昨年12月から撮影に入っている。

HBOアジアのジョナサン・スピンクCEOは「我們~」の制作に当たり、共感を呼ぶ台湾の優秀な作品と物語をアジアの視聴者に届けられるのは喜ばしいとコメント。公視の陳郁秀董事長(会長)は同作の制作について、台湾の映像作品の制作レベルとマーケティング能力が国際的な評価を得ていることを示すだけでなく、台湾の映像産業の大きな前進を象徴するものだと語った。

(陳政偉、江佩凌/編集:名切千絵)