台湾ドラマ、世界16カ国で放送 ソフトパワーをアピール

【芸能スポーツ】 2018/12/05 17:31 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
女優の蔡黄汝(左から2人目)など台湾ドラマ「新世界」の出演者たち

女優の蔡黄汝(左から2人目)など台湾ドラマ「新世界」の出演者たち

(台北 5日 中央社)外交部(外務省)と文化部(文化省)の協力の下、台湾ドラマ1作品が今月から世界16カ国で放送されることが決まり、台北市内で4日、記者会見が行われた。外交部は、台湾のソフトパワーを活用し、文化外交を推進したいと期待を寄せている。

海外での放送が決まったのは、2015年に台湾で放送された「新世界」。1枚の写真をきっかけに音信不通の幼なじみたちの消息を探ろうとしたところ重大事件に巻き込まれ、その過程で50年前の出来事の真相が暴かれていくという推理サスペンス。海外輸出のため、英語、スペイン語の吹替版が制作された。

米国、中南米諸国、東南アジアのフィリピン、インドネシアで放送される。

外交部は2014年からスペイン語圏を中心に台湾ドラマの普及を推進。同年には「結婚って、幸せですか」(犀利人妻)、2015年には「16個夏天」といった台湾でヒットした作品のスペイン語版が中南米諸国で放送され、好評を得た。昨年に輸出を支援した「妻の純愛」(親愛的、我愛上別人了)ではスペイン語に加え、英語版も制作し、対象をカリブ海の国交樹立国にまで広げた。支援4作品目となる「新世界」は、東南アジアや南アジア諸国との関係強化を目指す政府の「新南向政策」に呼応し、初めて東南アジアの国での放送を後押しした。

(侯姿瑩/編集:名切千絵)