「誰先愛上他的」釜山映画祭で上映 ロイ・チウ「台湾に見に来て」

【芸能スポーツ】 2018/10/09 14:29 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
釜山国際映画祭のイベントに参加するロイ・チウ(左)とシエ・インシュエン=親愛的工作室提供

釜山国際映画祭のイベントに参加するロイ・チウ(左)とシエ・インシュエン=親愛的工作室提供

(台北 9日 中央社)今年のゴールデン・ホース・アワード(金馬奨)で8部門ノミネートを果たした台湾映画「誰先愛上他的」が7日、韓国・釜山の「第23回釜山国際映画祭」のアジア映画の窓部門で韓国プレミア上映された。シュー・ユーティン(徐誉庭)監督や主演のロイ・チウ(邱沢)、シエ・インシュエン(謝盈萱)が上映後の座談会に出席し、観客に撮影エピソードなどを語った。

配給元によると、同作品の前売券は発売当日に完売。現地のロイのファンの多くは、チケットを手にできなかったにも関わらず会場に駆け付け、金馬奨主演男優賞にノミネートされたロイに直接祝福の言葉を送った。ファンの思いに感動したロイは「この作品がみなさんの国で公開されるかは分かりませんが、11月の台湾はとても気持ちがいいので、私の映画を見に台湾に遊びに来てください」と呼び掛けたという。同作は台湾で11月2日公開。

座談会では、作品の題材の着想について観客から高い関心が寄せられた。脚本も担当したシュー監督は、多くの友人が自身の物語を教えてくれると言及した上で、久々に再会した友人が「夫の浮気相手が男だった」と話してくれた時の自嘲的な表情が忘れられなかったとエピソードを明かし、「(ヒロインの)劉三蓮のように、心の傷を外に出さない悲劇のキャラクターを作り上げるきっかけになった」と語った。

同日、屋外上映のオープンシネマ部門では台湾映画「比悲傷更悲傷的故事」の世界プレミアが行われた。同作は2009年公開の韓国映画「悲しみよりもっと悲しい物語」をリメイクした作品。リウ・イーハオ(劉以豪)やアイビー・チェン(陳意涵)、アニー・チェン(陳庭[女尼])らキャストや林孝謙(リン・シャオチェン)監督らがプレミアに出席し、イベントを盛り上げた。5000席分のチケットは発売から5分で売り切れたという。

(江佩凌/編集:名切千絵)