台湾球児の日本留学支援プロジェクト 元阪神・林威助「良いチャンス」

【芸能スポーツ】 2018/10/04 14:38 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
3日の会見に出席する(左から)蕭一傑投手、林威助監督、晁菘徽さん=主催者提供

3日の会見に出席する(左から)蕭一傑投手、林威助監督、晁菘徽さん=主催者提供

(台北 4日 中央社)台湾球児の日本留学を支援する新たなプロジェクトが進められている。台北市内で3日、記者会見が開催された。会見には、日本への留学を経て、日本プロ野球でプレーした経験を持つ台湾プロ野球・中信の林威助2軍監督や富邦の蕭一傑投手が出席。日本留学を目指す球児にエールを送った。

近年、日本へ留学する台湾球児が増えている。林はそのブームの先駆け的存在だ。柳川高校(福岡県)、近畿大学(大阪府)を経て2002年ドラフト7位で阪神に入団。阪神では一時期打線の主軸として活躍した。2000年代以降、台湾球児の間で日本への野球留学が注目されるようになり、巨人の陽岱鋼外野手(福岡第一高)はその代表格として知られる。

球児たちの日本留学を後押ししようと、自身も日本への野球留学の経験を持つ晁菘徽さんは「台日野球留学支援」を設立。頂新グループの「頂新和徳文教基金会」と提携し、新たなプロジェクト「追夢工程計画」を今年スタートさせた。野球のプレー経験がある中学3年生を募り、審査を通過した者を日本の高校に送り出す。奨学金を提供するほか、言語の学習や生活面もサポートし、文武両道の体現を目指すという。

林は、「これは良いチャンスだ」とコメント。「海外に行くのは想像より大変。トレーニング方法や言語の違いなどに不安を覚えることはきっとあるが、自身の強い意志で乗り越えなければならない」と留学の厳しさを伝えつつ、球児たちの背中を押した。日南学園(宮崎県)出身の蕭は、これまで日本に留学するには人脈に頼る必要があったことに言及。今回のプロジェクトにより機会が平等に開かれたことに喜びを示した。

(李晉緯/編集:楊千慧)