90年代を舞台にした台湾の青春映画、大阪アジアン映画祭ABC賞獲得

【芸能スポーツ】 2018/03/20 12:44 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
「私を月に連れてって」の劇中写真=星泰娯楽提供

「私を月に連れてって」の劇中写真=星泰娯楽提供

(東京 20日 中央社)台湾映画「私を月に連れてって」(帯我去月球)が9~18日に開催された大阪アジアン映画祭で、優れたエンターテインメント性を有するアジア映画の新作に贈られる「ABC賞」を受賞した。同映画祭で台湾映画が賞を獲得するのは2016年以来2年ぶり。

同作は、高校卒業直前の1997年にタイムスリップした主人公が、日本で歌手デビューしながらも自殺したヒロインを救おうと、運命を変えるために奮闘するという青春ラブストーリー。作品中には同年自動車事故で死去した台湾の伝説的ミュージシャン、チャン・ユーシャン(張雨生)の音楽がちりばめられる。シェ・チュンイー(謝駿毅)監督がメガホンを取り、ジャスパー・リュウ(劉以豪)、ビビアン・ソン(宋芸樺)が主演した。ABC賞を受賞した同作には、スポンサーの朝日放送から副賞の賞金100万円がテレビ放映権として贈られた。

第13回目となった今年の同映画祭では特集企画として「台湾:電影ルネッサンス2018」が組まれ、台湾映画6作品が上映された。

台湾映画は近年、同映画祭で好成績を収めている。2016年にドキュメンタリー映画「湾生回家」が観客賞、アイドルグループS.H.Eのエラ(Ella、陳嘉樺)が「欠けてる一族」(缺角一族)で「薬師真珠賞」を受賞したほか、2015年にはイー・ツーイェン(易智言)監督の「コードネームは孫中山」(行動代号:孫中山)がグランプリと観客賞をダブル受賞した。

(黄名璽/編集:名切千絵)