旅館再建を描く日台合作映画「おもてなし」、4月に台湾公開

【芸能スポーツ】 2018/02/02 14:16文字サイズ:字級縮小字級放大
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「おもてなし」の劇中写真=華映娯楽提供

「おもてなし」の劇中写真=華映娯楽提供

(台北 2日 中央社)台湾の俳優、ワン・ポーチエ(王柏傑)と女優の田中麗奈がダブル主演する日台合作映画「おもてなし」が3月に日本、4月に台湾で公開される。京都近郊にある温泉旅館再建の物語を通じて、「おもてなし」精神とはなにかを伝えるヒューマンドラマ。台湾のジェイ・チャン(陳鈺杰)監督がメガホンをとり、日本の関西を中心に、台湾東部の花蓮などで撮影が行われた。

同作は台湾の天大影業と日本の松竹撮影所が共同製作。チャン監督は、台湾のアカデミー賞といわれる「ゴールデン・ホース・アワード」(金馬奨)で短編作品賞を受賞した経歴を持つ。台湾の役者では、ルー・シュエフォン(呂雪鳳)、ヤオ・チュエンヤオ(姚淳耀)らも出演する。

主演のワンにとって、今作は兵役終了後初の作品。ワンは綺麗な京都で撮影できたことに感謝を示し、「この役柄の一番難しいところは、最初は京都が嫌いだという設定です。本当の私は京都が大好き」と語った。

チャン監督は「登場人物たちは、ユニークで面白いけれど複雑で、しかもいろんな言語や方言を駆使しており、私たちが生きるボーダレス社会を表現しています。素晴らしい役者たちによって、私の脚本に命が与えられたことに心が躍ります」とコメントを寄せた。

夫が遺した琵琶湖畔の老舗温泉旅館・明月館を守る母(余貴美子)とその娘(田中麗奈)の前に、旅館を買収した台湾人の父(ヤン・リエ)と息子(ワン・ポーチエ)が現れる。それぞれ断ち切れない過去へのわだかまりを抱く者たちが、旅館の再起のため、短期間の「おもてなし教室」で修行をするというあらすじ。文化、性別、歴史背景の違いから様々な騒動が起きることを描いた。

映画は3月3日から日本全国で順次公開。台湾では「盛情款待」のタイトルで4月13日に封切られる。

(楊明珠)

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