国立故宮博物院南部院区(嘉義県、南院)は19日、先月、展示中に破損した江戸時代の伊万里焼「染付柳鳥文皿」について、漆や金などを使った「金継ぎ」と呼ばれる日本の伝統技法を用いて修復を行うと皿の借入先である大阪市立東洋陶磁美術館とともに発表した。割れた皿の継ぎ目を目立たなくするのではなく、金で装飾して残すことで、日本と台湾が共同で修復した記憶とすると同時に、文物を見に来た人々に日本の伝統的な修復技法について理解を深めてもらいたいとしている。
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