台湾・高雄で相撲の世界選手権大会 障がい持つ小学生らがPR

【芸能スポーツ】 2014/08/30 13:54 文字サイズ: 字級縮小 字級放大
台湾・高雄で相撲の世界選手権大会  障がい持つ小学生らがPR

(高雄 30日 中央社)台湾南部の高雄市にある鳳山体育館で28日、相撲の世界選手権大会の記者会見が開かれ、足などに先天的な障がいを持つ児童、陳亮達さんなどがPRを行った。陳さんは会見後、出場選手と対戦し喝采を浴びた。

陳さんは同市の小学校に通う6年生で、先天的に膝から下がなく、右手の指などにも障がいを抱えている。しかし、小さい頃から水泳に打ち込むなどスポーツに情熱を注いでおり、昨年には「総統教育賞」に選ばれている。

また、今年5月に台南で行われた障がい者のスポーツ大会では水泳などの競技で銀メダル5個、銅メダル1個を獲得した。現在、陳さんの前向きな日々を追った本の出版企画が進められているほか、プロ野球チームからは始球式への出席依頼も来ているという。

鳳山体育館では世界選手権のほか、アジア選手権など合わせて6大会が29日~31日の日程で開催され、世界の24カ国・地域から160人以上の選手が出場する。

台湾には、いわゆる日本語世代を中心に熱狂的な相撲ファンが多く、2006年に大相撲巡業が初めて台北市で催され話題をさらった。また、昨年5月には日系企業の協力の下、同市の天母野球場の敷地内に台湾初となる常設土俵が完成している。

(程啓峰/編集:杉野浩司)